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リストマーク 9.11に捧ぐ。 

2006年09月12日 ()
アメリカの現地時間で、今はちょうど午後1時といったところか。


5年前のちょうど今頃にテロ事件は起こった。



新聞の一面を大々的に飾ったこの事件。
当時、俺は津田沼のとあるアパートで浪人生活を送っていた。



この事件を知ったのは、母親からの電話がきっかけ。



やたら胸が痛んだ記憶がある。


     ***** ***** *****


アメリカである映画を観た。

タイトルは


 『World Trade Center』


世界貿易センタービルに焦点を当て、
9.11事件の発生からその後の被害者の救出劇を描いた作品。


9.11テロ事件とはWTCに加えてペンタゴン、ペンシルバニアで起きた一連の惨劇を指す。

2001年9月11日にアメリカン航空とユナイテッド航空の旅客機4機がハイジャックされ、ニューヨークの貿易センター(WTC)ツインビルとペンタゴンなどに激突…。


それは想像を超えた世界。


そんな世界に、この映画を通じて一歩踏み込んだ。



いつ倒壊するやもしれぬビルに、勇敢にも救出に向かう警察官。
自らの生命を賭してまで救おうとした被害者の命。

その姿に真の責任感と勇気を感じた。


勇気とは、危険性を十分に知りながらも、
それでもその危険に自らを立ち向かわせる人のみが持つもの。


自分だったらきっとあのビルの中には飛び込めないなと。
そう思いながら映像を眺めていた。



ビルの倒壊に巻き込まれた2人の警官。
死を間際に家族への思い出が、走馬灯のように駆け巡る。

絶望的な状況にありながらも、
それでも「生」に執着し、生きようとするその姿。
自分にはまだ守るものがあると。

中には絶望の中、ビルの上層部から身投げする人もあった。

そんな中でも、一縷の望みにすべてをかける。
「生」への固執。魂の叫び。


何不自由なく生きていられる今が、どれだけ満たされていて、
どれだけ幸せな状況であるかを感じずにはいられない。



そして。

被害者の救出を心の底から喜ぶ家族。
被害者の発見に歓喜する捜索隊の面々。


人間っていいなって思ったね。
あったかいんだ。


人間関係の不和って、案外自分に原因があったりする。
心と行動が裏腹だったりしてね。


本当はさ、国籍も、人種も、年齢もまったく関係なんてなくて。


きっともっとみんな笑顔で向き合いたいはずなんだ。

利害関係があるから、あれこれいざこざが起こったりするけど。


片意地張らずに、みんなが笑顔で向き合える世の中へ―。



そのためにも、過去を知ることはものすごく大事で。



かの有名なことわざ。

     
     「歴史は繰り返す」


でも繰り返しちゃだめ。


だからこの日を忘れちゃだめ。





ちなみに。

この映画を観たあとに、隣のポーランド人がこう声をかけてきた。


   "It's very similar to Hiroshima & Nagasaki atomic Bomb.
    Don't you know how many people were dead?"


   (これは広島・長崎の原爆に似てるよね。
    その時、いったいどれだけの人間が死んだと思う?)


と。


俺が日本人であることに気づいたらしい。


広島・長崎の原爆によって、約21万人の死者が出たと言う。
今なお、およそ30万の人々が被爆者が放射能の後遺症で悩んでいる。


これに対し、9.11テロの犠牲者・死者・行方不明者の総数はおよそ3000人。
うち、2800人がWTCにおける被害者だった。

さらに、ここから無事生還できたのはわずかに20人弱だ。


アメリカはこの事件を忘れまいと、WTCをGround 0(原爆の爆心地)と名づけた。

日本の過去のそれとは規模はかけ離れているものの、それだけ精神的ダメージの大きい事件だったと言うことだ。




隣のポーランド人。
彼は親日で極新空手をやっていたそうな。



この映画を観て、人間の何たるかを考え号泣した自分だったが、
この彼との出会い、やり取りによって歴史を振り返ることの大切さを知る素敵な機会になった。



ただ辛さを忍ぶだけじゃだめ。
問題はその辛さを2度と引き起こさないためにどう行動を起こしていくか。


そんな月並みだけどとっても大事なことを考えさせてくれた9.11テロ。

ご冥福をお祈り申し上げます。
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[2006.09.12(Tue) 11:02] 未分類Trackback(0) | Comments(0)
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